30万以上のパソコン購入の際の仕訳と減価償却について

何も考えずに、パソコンが壊れたのでメモリやいろいろ積んで高めのMacを購入しました。

アップルケアに入ったことで、合計が30万円以上に!!

しかも分割ローンで購入(手数料無料)

 

30万未満なら仕訳は簡単だったのに減価償却が必要となったのだ。

なんだか計算がややこしそうで面倒と思って放置。でもやらなければいけないので仕訳する。

 

まず、30万未満なら少額減価償却資産(10〜30万)で一発処理できる。

 

30万以上のパソコンの仕訳

 

今回は30万以上なので減価償却の仕訳を行っていく

取得価額:302,060円
法定耐用年数:4年
定額法償却率:0.250
取得日:12月

 

減価償却費の計算方法には「定額法」と「定率法」があるらしい。

個人事業の場合は、基本的に「定額法」で計算。

【定額法の計算方法】
取得価額 × 償却率 ÷ 12(ヶ月) × 使った月数 = その年の減価償却

実際に計算してみよう!

取得価格302,060円×償却率0.25÷12(ヶ月)×使った月数1(12月のみ)=6,293円(小数点以下切り上げ)

 

減価償却費の仕訳はいつするの?

個人事業主の決算日は12/31とすることが税法により定められている。

なので、減価償却費の仕訳の日にちは12/31

 

30万以上のパソコン購入時の仕訳例

 分割払い(ローン)で購入したので、貸方は未払金

現金で購入の場合は現金とする

 

日付 借方 貸方
12/5 工具器具備品 302,060円 未払金 302,060円

 

分割払いのパソコンの仕訳方法

 

日付 借方 貸方
引落日 未払金 ○○○○円 普通口座(預金) ○○○○円

 

30万以上のパソコン購入の際の減価償却費仕訳方法

 

日付 借方 貸方
12/31 減価償却 6,293円 工具器具備品 6,293円

 

仕訳完了!

 

参考サイト

減価償却費の仕訳方法まとめ - 定額法・一括償却・少額減価償却資産の特例

【税務Q&A】パソコンをローンで購入した場合の仕訳について :税理士 村田健二 [マイベストプロ広島]